とにかく早く身につけたい人のための「マインドマップ超入門/トニー・ブザン」を読みました。
マインドマップとは?
マインドマップはトニー・ブザンさんが提唱した思考ツールのこと。頭の中にある考えを目に見えるかたちにすることで、思考の整理や発想を刺激するなどの効果があります。
現在ではビジネスや教育機関でも積極的にとりいれられている思考ツールです。
マインドマップって連想したものをつなげるだけ?
マインドマップに興味を持ったきっかけ
私はマインドマップについて簡単な概要だけは知っていたので、「キーワードを繋げていけばいいんだな」と安易に考え自己流で書いていました。
でもあまり効果は出なくて、きちんと方法を学ぼうと思いました。
デザインの仕事や勉強のなかで、構想を練ることが多いのですが、どうしても理論が先行してしまいます。もっと柔軟にアイディアを出していきたいと悩んでいたので、マインドマップが解決のヒントになりそうだと感じました。
自己流との違いは?
本書を読んでみてわかったのは、自己流とは全然ちがっていたこと^^;自己流ではキーワードを出すのに苦労していたので、形だけマネしてもほとんど効果はないかも。
本書ではまずマップの構造を学んでから、ミニマインドマップを書く練習をします。もうそこで、すらすらとキーワードが出て来てびっくり。
見本もわかりやすくて、見ながら書くだけで本当に簡単にキーワードが出てきました。
練習では「幸せ」というテーマから10個のキーワードをだす練習をしました。
練習のあとは実際にテーマを決めてマインドマップを書きます。私はまず年間計画をマップ化してみました。(本番のマップはカラーペンを数色使ってカラフルな仕上がりになります。)
自分の生活や目標がすらすらと項目別に可視化されて、頭のなかのモヤモヤが晴れていきました。
本当にスッキリ!
論理的な思考と想像力の両方がつながるので、気がつくとイラストも自然に描いていて、とても楽しかったです。
今後は勉強の構想にも活用していきたいです。
ポイントを押さえて、実際に書いてみる
マインドマップの本は沢山出版されていますが、本書の良いところは概要がシンプルにまとめられていて、すぐにマップ作りに取りかかれることです。
本書とコピー用紙(A4など)とカラーペンがあれば本格的なマインドマップ作りに取りかかれます。^^
私は水性のサインペンを使ってます。中字と細字が使えて10色以上あるものがベストだと思います。