ブログで自己表現したい人へ。「武器としての書く技術/イケダハヤト」を読みました。
プロブロガーとして有名なイケダハヤトさんの著書「武器としての書く技術」を読みました。
本を読む前はイケダさんと言えば、「あの炎上ブロガーの人」というイメージ。
炎上しても書き続ける態度にがすごいなーと関心しつつも、私はなんだかモヤっとした気分にさせられるので、最近はイケダさんのブログも読んでいませんでした。
でもプロブロガーとしての書く技術には興味があります。
武器としての書く技術
一般のビジネスマンや学生、主婦であっても、自分のブランドを上げ、ひいてはお金に変えられる手段がある。それは、「書く」ということ。月間30万PVを誇るブログを運営する「プロブロガー」である著者が、「稼ぐための書く技術」を惜しげもなく披露します。(Amazonより引用)
もくじ
- 文章が残念な人の10の特徴
- 凡人の文章を最強の文章に変える10の魔法
- 月40万字書き続けるぼくの12の秘密
- ここまで公開していいのか?書いて月50万円稼ぐ法
- 書く技術はこんなに人生を豊かにする
感想
読んでみて驚いたのが、ブログのイメージとは違って、最もなことを言っていること。
失礼な話、ちゃんと客観的な目線も持っている方だったんだー、と(^^;)ブログでは断定的に嫌なところをチクリとしてきますよね。。
ブログは自己表現
全体的には「ブログで稼ぐ」というよりも「ブログで自己表現することの魅力」を語っている内容でした。
もちろん収益化についても情報は載っていますが、それは「ブログを書く」次の段階の話です。
ブログは日記とは違って、誰かに読まれる、だけどパーソナルな部分も強いメディアですよね。その特性のつかみ方を知ることができる本だと思います。
要約すると、せっかく書くならとことん自己表現ツールとして活用して、自分の意見を誠実に書く。その意見が炎上を生んでしまっても、そこまで世界を揺るがすような波が起きることはない。炎上するということは、誰かに伝わったということでもある。ということを書かれていました。
うーん、確かに。
正直な意見を書く
ブログと言えども、公開するものなので、様々な角度へ配慮して無難な文章になりがちです。でも自分の意見が入っていなければ自己表現の場に書くこともないのかも。
もちろんデマや悪意をまき散らす文章はダメだけど、正直な自分の気持ちを人に伝えるメディアを、個人が運営していけるのがブログならではですよね。
すべての人に理解される文章ってないかもしれないけど、何かを伝えるためには自分の言葉を発信することが大切だというのはとても共感しました。
無理にトガる必要はないけど、偽らずに恐がらずに自分の意見を発信していきたいです。
これからブログをはじめる人に
この本は「ブログやってみたいけど、どんなこと書こう?」と方向性を決める段階にいる人に一番おすすめだと思いました。ブログサービスや収益化の話も入っていて、細かい文章のコツも書かれています。
文章のコツは普段ブログを書いている人には、既に知っている情報も多いかもしれません。
でも意外と執筆している間に悩む細かい表現について、具体的に書いてあったのが良かったです。改めて自分の文章を見つめる良い機会になりました。